GULP工法について

鋼製さや管推進工法（一重ケーシング方式）で
老朽管を破砕し新設管を敷設

工法詳細

GULP-SC工法（鋼製さや管衝撃破砕掘削式）の主な特徴

  1. 埋設周囲地盤が玉石・転石混り砂礫・岩盤層でも容易に推進可能です。
  2. 埋設周囲地盤に推進管径より大きな径の玉石、転石が存在しても無理なく施工ができます。
  3. 既設管の管内充填注入施工することで、既設管を地山に近い状態にすることにより
    非常に精度よく推進することが可能です。
  4. 小さな推力の為、反力壁が不要です。
    （但し基礎コンクリート打設時にH鋼材を設置する必要があります。）
  5. 発進立坑の形状（最小）は、円形=2,500 矩形=2,500×2,000 簡易土留=2,500×2,000から施工できます。また、既設人孔（1号人孔）への到達が可能です。
GULP-SC工法

GULP-LS工法（リード管兼用仮排水先行式）の主な特徴

  1. 工事施工中の排水バイパス配管工事が不要です。
  2. リード管を排水及び削進用誘導管として施工するので推進精度を保つことができます。
  3. 小さな推力の為、反力壁が不要です。
    （但し基礎コンクリート打設時にH鋼材を設置する必要があります。）
  4. 発進立坑の形状（最小）は、円形=3,000 矩形=3,000×2,000 簡易土留=3,000×2,000から施工できます。また、既設人孔（1号人孔）への到達が可能です。
GULP-LS工法

適用範囲

工法名 既設管径 既設管種 さや管と新設管径の組合せ
GULP - SC φ600 以下 リブ管・陶管
VU管・VP管
ヒューム管

さや管径呼径
(mm)

既設＆
新設管径(mm)

 400 500 600 700 800
250以下 ○ ○ ○ ○ ○
300 × ○ ○ ○ ○
GULP - LS φ600 以下 リブ管・陶管
VU管・VP管
ヒューム管		 350 × ○ ○ ○ ○
400 × × ○ ○ ○
450 × × ○ ○ ○
500 × × × ○ ○
600 × × × × ○
※LS工法の場合、既設管の座屈量によって異なります。
最小発進立坑形状 (W x L) 最小到達部形状
    400 500～600 700～800 400～600 700～800
GULP - SC 円形 2,500 3,000 3,500 1号人孔 2号人孔
短形 2,000×2,500 2,300×3,000 2,800×3,500
小判型 2,500×4,541 2,500×4,855 3,000×5,041
GULP - LS 円形 3,000 3,500 4,000 1号人孔 2号人孔
短形 2,000×3,000 2,500×3,500 3,000×4,000
小判型 2,500×4,541 2,500×4,855 3,000×5,041